私達は普段ネットで集まって、仏教の勉強をしています。日本で人気のある空海や親鸞上人らの研究ではなく、原始仏教、つまりお釈迦様の言ったことを研究するという方向でやっております。
3人の中でもっとも仏教に造詣の深いダルマは、臨済宗や浄土真宗の住職とお話しする機会があったとき、仏教は宗派で言っていることが違うと言われて困った話を聞いたことがあります。世に同じ困った経験をされたお坊さんがいらっしゃったらヒントになれればと思いました。ここではそんな宗派の枠組みを超えた視点の記事を展開してまいります。
3人の中で最も西洋哲学に造詣の深いみこちゃんは、西洋哲学と原始仏教、日本仏教をつなぐ最重要人物として長年西田幾多郎の研究をやってており、先のダルマの西田哲学への関心もあり原始仏教を単なる仏教理論を好む好事家の関心の枠を超え、原始仏教の持つ力を広い文脈で捉え直していくことに関心があります。
3人の中でコーチングに造詣の深い金木犀は、苫米地英人博士の書籍未発表の資料などを含めてコーチングの視点から仏教を論じます。仏教は宗教ではない、という意見もあるほどで、原始仏教の本質は自ら悟りというゴールを目指すものを助けるというコーチングとその実践という側面が意外に強いです。そういった視点の記事は巷間それほど多くありませんが、仏教の実践的側面としてこの視点は現代社会において非常に需要の多いものだと考えております。
記事はそれぞれの関心事によってフレキシブルに展開していきますが大きなトピックスとしては下記となる予定です。
■お釈迦様時代の初期仏教、インドの唯識や華厳、中国~日本の華厳・天台・浄土・禅などに登場する仏性、如来蔵、仏の四智についての教科書的でない日々の暮らしに直結する理解の促進
■「上求菩提・下化衆生」に基づく菩薩行の大切さと具体的実践
■理論偏重にならない文学的センスを重視したわかり易さの実感
■末期がん闘病経験者による仏教の具体的救いの探求
■知って役に立ち、毎日が充実するコーチング視点の身近な仏教的考え方の習得
■日常に潜む「他力」の素晴らしさ、根源的力の発見
その他ありとあらゆる、現代人にとってためになる原始仏教の記事を掲載してまいります。
よろしくお願いいたします。