マインドフルネスは単なるリラックス法ではありません。もちろん、いろんなストレスなどで日々疲れているサラリーマン、主婦、学生さんなどを癒やしてくれる有料句な方法でもありますが、その背景には豊かな仏教の世界が広がっているのです。
例えば、皆さんよくご存知の「般若心経」とも関係があるんですよ!
この記事で解説した「サティ」「気づき」。実はこの言葉がもともとのマインドフルネスの言葉だったのです。前回の記事をまだ読んでない方はぜひこちらも御覧ください。
でも、マインドフルネスって英語ですよね。ということは、そのもっと大元に仏教の言葉があるはずです。
それが「止観」という言葉です。自分の行動、思考、感情、その法則性などに気がつくための瞑想。それがマインドフルネス=止観です。
こちらの本にずばりその指摘があります。
難解に思えた本物マインドフルネス、上座部仏教マインドフルネス=上座部仏教瞑想の正体がぐっと身近になってきましたね!
般若心経を知らない人は、まずゆるーく行ってみましょう。
初音ミクではなく、ちゃんとした読経はこちら。
このような動画から親しんでみるのも良いかも……。
この中の冒頭に出てくる「観自在菩薩」にありますね「観」。
引用してみましょう。
「観自在」とは
迷いの執着から解放された境界にあって、事物のすがたが自由自在に正しく見きわめられること。
もう一度こちらの記事の繰り返しになります。
マインドフルネスとは、単なるリラックス法ではありません。
その背後には、「迷いの執着から解放された境界にあって、事物のすがたが自由自在に正しく見きわめられること」という、単なる身体的なリラックスだけでなく、メンタル的なリラックス、落ち着き、迷いのない決断力の獲得、物事を自由自在に偏見なく、落ち着いて見極められる能力が獲得できる、仏教の「観自在」の獲得があるのです。
まとめ
いかがだったでしょうか。マインドフルネスはその背景にある仏教的な知識を知ることによって、単に身体のリラックスだけではなく、このしんどい現代社会をしなやかに生きていくための思考法、行動。習慣、物の考え方を正しく整える働きも会ったのでした。
このブログでは、そうした視点で今後もマインドフルネスを取り上げてまいりますので、ぜひご注目ください。
まいん